炊飯器のガスとIHはどちらがおいしいのか 比較してみるガスのデメリットは?

先日はマイコン式とIH式について比べてみましたが、今回はガス式とIH式について比べてみたいと思います。

どちらがご飯が美味しいのか

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炊飯器で炊いたご飯の味にはいろいろ好みがあると思いますが、ガスとIHに関してはガスがおいしいという声が圧倒的に多いです。

というのは圧倒的な火力の差にあります。電気だとどうしても発揮できる火力は限られてきますが、ガスでは直火ならではの高火力でいっきに加熱して炊き上げることができます。

こうした点からご飯の味に焦点を絞って考えると圧倒的にガスのほうが味が勝っています。

炊飯時間もガスが早い

高火力で炊き上げるのでガス炊飯器のほうが炊飯時間が短くて済む傾向があります。

速炊きモードを搭載した機種ならお米を洗ったあとすぐに炊飯を開始しても20分で炊き上がるという機種も。

ガス炊飯器のほうがかなり早く炊き上がります。

機能と価格面での問題

味の面ではリードしているガス式ですが、問題も・・・通常のガス炊飯器には保温機能やタイマー機能が付いていないんです。

保温機能を付いたものだと価格は少しアップ。保温とタイマーが付いたものだと大幅に価格がアップします。

パロマの炊飯器を例に挙げると

炊飯のみのPR-200EF LPは12000円ほど、

保温機能つきのPR-100J 13Aは15000円ほど、

保温とタイマー付きのPR-S10MT 13Aは32000円ほど

の価格となっています。

高い圧力IH炊飯器を買うことを考えればそれほどでもありませんが、電気炊飯器のような感覚でどれでもタイマーが付いていると思って買うとあとで困ることになるので注意しておきましょう。

また、保温に関しては電気炊飯器と違って電気を食う傾向にあるのであまり得意ではないといえます。期待しないほうがよいでしょう。

設置場所とガス管の問題

設置場所の問題もあります。ガス炊飯器はIH炊飯器にくらべてサイズが大きいのでどうしても設置場所を広く取らなくてはなりません。

例えばパロマのPR-100J 13A。幅高さ奥行きが260x250x326mm、

PR-200EFは300x282x322mm、

これに対してIH式のパナソニックのSR-HB104は250x201x321mmです。

コンパクトなタイプもあるとはいえ、サイズは大きくなりがちなので忘れずにサイズをチェックしておきましょう。

ガス栓の問題

電気炊飯器ならばコンセントにプラグを差せば使えるわけですが、ガス炊飯器の場合はガス栓が必要になります。ホースや接続の方法などきちんと守って設置をする必要がありますね。

また、空いているガス栓があればいいですが、配管が必要になる場合もありますので大きな手間となってしまいます。

ガスをつないでいるのでIH炊飯器のように炊飯器ごと移動させてご飯をよそうといったことができません。おひつなどが必要になるかもしれませんね。

まとめ

ガス炊飯器は味や炊飯時間といった面は大きな魅力ですが、炊飯以外の機能や設置性の面ではIH炊飯器がリードしているといえそうです。

ガスの接続ができるなど環境が整っている人やご飯の炊き上がりにどうしてもこだわりたいという人にガス炊飯器は向いているといえるでしょう。

炊飯器の早炊きと普通炊きは何が違うのか 電気代は?

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炊飯器に搭載されているモードの1つ。早炊き機能。

マイコン式の安い炊飯器にも搭載されているモードでご飯を早く炊きたいときに役立ちますが、一体通常の炊飯とは何が違うのでしょうか。

通常の炊飯の行程

早炊きの前に通常の炊飯についても触れてみましょう。

通常の炊飯では大きく分けて4つの行程があります。

1.じっくり水温を上げてお米に水を吸収させる「水を吸収」

2.水を沸騰させる

3.水の沸騰を持続させる

4.「蒸らし」

といった4つの行程です。こうした行程があって美味しいご飯が炊き上がるわけです。

これでだいたい40~50分かかりますね。

早炊きの行程

次に早炊きの行程ですが、早炊きは通常の炊飯で設けられている時間「水を吸収」と「蒸らし」を削って時間を短縮しています。

水を沸騰させる行程は外せませんから短縮するとなればどうしてもその前後の時間ですね。

お米は吸水時間を長くとたほうがうまみや弾力が出やすいといわれていますしどうしても味は落ちてしまいます。早く炊けることを一番の目的としていますので普通に炊くよりも劣ってしまうのは仕方のないことですね。

早炊きの炊き上がりについての口コミ

炊き上がりについては好みの問題もありますが、全体的に水分の飛びが悪くて水っぽい、芯が残っている感じがするといった意見が見られます。

やはり時間が短い分どうしてもこうした面で不満が出てくるようですね。

吸水十分なら早炊きもあり

早炊きは吸水の時間が短くなっているわけですから、事前に水を十分にお米に吸わせてから早炊きを行えば問題無いという人もいます。

あらかじめ水を吸わせておいてから早炊きで一気に炊き上げるとお米が美味しく炊けるのだとか。

気になる人は試して味比べをしてみるのも面白いかもしれません。

早炊きの電気代について

よく議論されていることの1つに早炊きと通常の炊飯ではどちらが電気代が掛かるのかというものがあります。

そこで横浜市消費生活総合センターの平成23年の「電気ジャー炊飯器」共同商品テストの結果報告書を発見したのでチェックしてみました。

テストでは圧力IH、IH、マイコン含む5機種について検証していました。

結果は機種によって通常の炊飯が電気代が高かったり早炊きのほうが高かったり様々です。電気代の差も0.4円以内でとてもどちらが高いといえない結果でした。

早炊きは水の吸収と蒸らしの時間を削っていますが、電気代がかかると思われる水を沸騰させる行程はそれほど変わりませんので電気代の差も無いようです。

電気代は特に気にする必要が無さそうですね。

まとめ

といったわけで

  • 早炊きの主な省略点は吸水と蒸らし
  • 味は普通炊きのほうがいいがあらかじめ吸水をさせるなら早炊きもあり
  • 電気代は違いなし

という結論に達しました。(個人的には)

味に関してはいろいろ好みがあると思うので両方試して好みの味を探索してみるといいでしょう。